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気ままに写真散歩

自由気ままに撮ってゆこう。18時更新

ふりさけ見れば、春日なる③ ~吊灯籠いろいろ~

春日大社に約3,000基ある灯籠のうちおよそ1,000基は吊灯籠らしいです。

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被写体春日大社・東回廊
撮影データ31mm F4 1/30 ISO100 -1.3EV



かの人も奉納した? 由緒ある吊灯籠

本殿の前にあるのは、有名人が奉納した灯籠。

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この灯籠、誰が奉納したか分かりますか? ヒントは書かれている文字。


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正解は直江兼次。こんな風に奉納された時や奉納者などが書かれている灯籠もあります。

(ちなみに現代だと200万ほどで奉納できるらしいです。個人では…うーん)


東回廊には、吊灯籠がずらーっと並んでいます。

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細かい意匠にも注目してみましょう。

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まず上の「笠」の部分。ここには模様が穴抜きされています。これは雲でしょうか。

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これも雲?魂?

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雲ですね。

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これ、なんでしょうか? 誰か灯籠に詳しい方、教えてくださいm(-_-)m

笠は上の四パターンが多かったです。


次に、「足」の部分。ここの形は大体同じです。

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職人技ですね。


蕨手

次に、蕨手(わらびて)の部分。これは笠のくるりんとした部分です。

上の写真みたいにもっと巻いているのもありました。だから蕨手って言うんでしょうね。

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これは笠が六角形でなく円形。蕨手もなんだか他と違います。

結構大きな灯籠でした。


火袋

そして、重要な火袋。やっぱりまずはここを見ますよね。

まず、奉納者などが書かれているところ。

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まだ金色が残っている比較的新しい灯籠では、上の直江灯籠のように文字を型抜きするのではなく、穴抜きにしてあるものがほとんどでした。

こちらの方が楽なのかな?

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彫ってあるものもありました。もしかして奉納者が彫ったのかな?

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ちょうど錆びていく途中のもの。歴史を感じます。

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アー○引っ越しセンターへ♪ こんなところにまで宣伝をぶっこんでくるのはさすがです。


次に、様々な意匠が凝らされているもの。

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蔦ですね。家紋でしょうか。

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三つ蔓柏の紋に鹿と藤。美しいです。

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こちらは鹿の親子かな?



こんな灯籠が千もあるのだからじっくり見ていたらとても時間が足りません。今回はこの辺りで。


闇に輝く吊灯籠

春日大社では2月と8月の年に二日間だけ光の燈った灯籠を見ることができます。(万灯籠)

そんな万灯籠を再現した光景が見られるのが藤浪之屋。江戸時代に神職詰所だった場所です。

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左右の壁には鏡が張られているので、光が何回も反射しまるで無限にあるように見えます。

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実際は2、30個ぐらいでしょうか。

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三脚なんかはもちろん使えないのでISOを上げ明るいレンズで撮影。揺れたりして結構シビアですがいい写真も撮れました。

ただ暗いのでぶつからないよう注意が必要です。


参考サイト

今回の記事で参考にさせていただいたサイト
http://www.geocities.jp/sankyo_niwaishi/element2.html
灯籠の各部名称を参考にさせていただきました。
matome.naver.jp
万灯篭について

今回の記事もかなり長くなってしまいました…(-_-;)

吊灯籠について調べても情報が全然出てこないのでかなり苦労しましたが*1何とかかき揚げました。もし間違いに気づかれた灯籠愛好家の方がいらっしゃれば教えてください。

灯籠に関する体系的な研究が進んでくれることを期待します。


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*1:誤字訂正の気力もなくなるほど

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