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気ままに写真散歩

自由気ままに撮ってゆこう。18時更新

庚申さん(八坂庚申堂)

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京都の金剛寺(八坂庚申堂)にあるくくり猿。

とてもカラフルです。


庚申こうしん信仰というのは中国の「三尸説さんしせつ」というのに基づきます。

人間の体内には「三尸」と呼ばれる虫がいて、ある特定の日に体内から抜け出し天帝の元へ行きます。その報告によって、人間の寿命が変動するというのです。*1

その特定の日というのが「庚申日」と呼ばれるもので、人間は三尸が逃げないように徹夜をします。*2

ここ、八坂庚申堂ではそんな三尸を食べてくれる「青面金剛(庚申さん)」が御本尊です。

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EF50mmF1.8 / 50mm f2.2 1/320 Color Efex 「クラシックソフトフォーカス」使用

で、この大量の「くくり猿」が何を表すかと言うと……

猿は欲望にしたがう動物→猿を括って動けないようにする→欲を抑える

ということです。

このくくり猿に願い事を書いて、欲望を一つ我慢すればその願い事が叶うとされています。あんまり欲まみれな願い事はしないほうがいいですね。


大量のくくり猿に囲まれ何とも言い難い表情をしているのは賓頭盧びんずる尊者。釈迦の弟子で、この仏像を撫でると除病の功徳があるということです。

他にも庚申さんの使いとされる三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)の像などもありました。


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くくり猿、柔らかそうですが普通に撮るとビビッドに。ちょっと彩度落とすのがおすすめ。

*1:天帝……というところから分かるように、もともと道教の思想です

*2:年に六回ぐらいあるようですが……

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